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見出し1:先史〜貝塚時代

見出し2:交易の様子

 当時の交易の様子はどうだったのでしょうか。

貝の交易

ヤコウガイの貝匙  この頃の交易として確認できる古いものは主に貝を主とした交易である。
貝の交易は弥生時代頃から盛んになり、古墳時代を経て11世紀頃まで続いた。

  ゴホウラガイやイモガイは九州で貝輪(腕輪)として需要があった。とくにヤコウガイは貝サジや螺鈿(とくに奈良時代)としての需要が多かった。奄美大島の小湊フワガネク遺跡などでは大量のヤコウガイが出土した(ヤコウガイの加工場であったと思われる)。
(写真右:出土したヤコウガイの貝匙)

 その他、交易品として取引されていたと思われる貝は、タカラガイ・シャコガイなどがある。
この頃に出土した弥生式土器・ガラス玉・金属器などは貝の交易によって得られた品と思われる。

その他の交易品

 貝以外の交易品としては、奄美からは船材の木・繊維質の植物(敷物や縄の材料となる)・果樹などがあったと思われる。
 一方で奄美大島で発掘された宇宿弥生人のネックレスには、当時中国・朝鮮・九州北部でしか製造されていなかった鉛ガラスが含まれており、交易によって外から得られたものと思われる。