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見出し2:土持政照

 つちもち まさてる。1834年〜1902年。江戸時代末期〜明治時代の薩摩藩士。

 沖永良部島の和泊村(現在の和泊町)で間切横目(現在の警察官職)に就く。

 島津久光の命に背いた西郷隆盛は1861年に沖永良部島へ流刑となった。流刑の地となった沖永良部島和泊村で当時横目だったのが土持政照である。流刑者西郷の見張り役も当然土持の仕事であった。
 西郷は当初、四方壁のない雨風の入る狭い牢に入れられていたため、日に日に衰弱していった。
見かねた土持は自費で座敷牢を建て、西郷をそこへ住まわせた。西郷は土持の配慮により健康を取り戻すことができた。
 土持は西郷から社倉法を教わり、1870年に島民とともに互助組織を設立した(日本初の協同組合・共済制度といわれる)。これにより沖永良部島は幾度かの凶作期を乗り越え、経済的にも安定していった。