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見出し2:川畑當築

 かわばた とうちく。1890年(明治22年)龍郷町芦徳生まれ。

 明治9年に乗船した奄美航路(鹿児島-奄美)の船のサービスのあまりの悪さに、自分で船を走らせる決心をする。
 海軍に入隊し、退官後は大型船の船長の資格を取り、日本郵船などの外国航路で11年間船長を務めるなどした。
 昭和5年7月、川畑汽船合資会社を設立。当時においてもサービスの悪かった神戸-奄美航路に「平壌丸」を購入し就航させた。
 就航当初は、低運賃でサービスの良い平壌丸は島の人達に大歓迎されたが、それまで市場を独占していた大阪商船が突如低運賃にするなど川畑汽船に対抗措置をとるようになった。
 川畑汽船と大阪商船は、激しい価格競争とサービス合戦を繰り返したが、最後には巨大な資本力を誇る大阪商船が生き残る結果となった。
 川畑汽船は昭和6年10月倒産した。
 川畑汽船の存在により、その後も奄美航路のサービスは良かったという。